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2008年11月立山黒部の旅

2008/11/04

名古屋駅(特急しらさぎ)→富山駅(電鉄富山)→立山駅(バス)→室堂(トロリーバス)→
大観峰(ロープウェイ)→黒部平(ケーブルカー)→黒部湖(徒歩)→黒部ダム(トロリーバス)→扇沢(バス)→
信濃大町(電車)→松本(特急しなの)→名古屋駅

立山黒部方面の旅行には「立山黒部アルペンきっぷ」がお得です。これはJRとアルペンルートの乗り物がセットになったものです。特にアルペンルートのたくさんの乗り物の切符をその都度買わなくてもいいというのは、とても楽です。また、黒部峡谷鉄道方面の切符がセットになったタイプもあります。今回はその切符を購入しましたが、結局時間がなく、峡谷鉄道方面には行けませんでした。

今回は日帰りの旅でしたが、正直黒部周辺を観光しようと思ったら、2、3泊を考えた方が良いでしょう。それほどに見どころが多い場所です。

特に日帰りというのは、かなり危険な綱渡りと言えます。実際、今回は朝早く出て、峡谷鉄道のトロッコを我慢し、アルペンルート一本に絞っても、ほとんど最終連絡を乗り継ぎ、一本でも乗り遅れたらOUTという状況でした。まったくオススメできません。かなり楽しかったですけどね。常時移動しながらシャッターチャンスを狙う、ポケモンスナップを思い出す旅です。まあでも今度行く時は3泊ぐらいを考えています。


 

富山―立山間の移動は電鉄富山を使います。牧歌的な風景が広がり中々良いです。途中大きな橋などもあって地味に楽しい。

アルペンルートに入り、まずはバスでひたすら上昇。写真では分かりにくいですがかなり高いです。紅葉が綺麗。

途中でとても大きな滝が。これも写真では(ry

さらに登っていくと景色に変化が・・・。

と思ったら雪景色に。空間移動によって季節の変化が楽しめる、中々貴重な体験。

 

バスそしてトロリーバスと乗りつぎ、ロープウェイで下降。このロープウェイ、ワイヤーだけで吊下がっているので少々不安です。雪崩が多いので柱が建てられない模様。景色も良し。眼下に広がる広大な山々は、日本にいることを忘れてしまいそうなほどです。てか寒い。この辺から寒さが厳しくなります。

 

ロープウェイを降り、ケーブルカーに乗り黒部ダムへ。とにかく大きい。けど、これまで見てきた大自然と比べると若干見劣りするかも。とはいっても無骨で巨大な建造物はやっぱりかっこいい。回りは山、山。こんな秘境に人工の建造物があるのは、かなりミスマッチで、それがまた何とも言えない。



 

とにかく自然の大きさを知ったという陳腐な感想がぴったり当てはまる。こんな風景を見たら、現代においても神の存在を信じてしまいそうな気がする。日本古来の信仰心が自分の中にも残っているようで嬉しい。写真が好きな人にも非常に満足できるコースだろう。ただ、どうしても写真ではスケール感が投影できない。良い写真を撮ろうとファインダー越しに眺めていると、本来の雄大さを堪能できないというジレンマがある。中々難しいところだ。

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|author:take

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